こんにちは設計くんです!
今回はSMCの「エアシリンダ」について解説していこうと思います!
エアシリンダは幅広い設備で使用されるエアアクチュエータですが、
「エアシリンダって何?」
「どうやって選定するの?」
「中はどうなっているの?」
「オートスイッチ?スピコン、何それ?🤨」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エアシリンダについて複数の記事に分けて、初心者の方にも分かりやすく解説していきます!
- 🤖第一弾:エアシリンダとは? ← 今回😎
- 🔧第ニ弾:エアシリンダの内部構造を分解して解説
- 📚第三弾:エアシリンダ選定方法
- 💪第四弾:エアシリンダの推力計算
- 🐾第五弾:エアシリンダの速度計算
- 番外編1:エアシリンダのクッション機構とは?
- 番外編2:なぜフローティングジョイントが必要なのか(📷実物写真あり)
- 番外編3:オートスイッチとは?(📷実物写真あり)
- 番外編4:「SMC」代表シリーズの紹介・使い分け
エアシリンダとは?


エアシリンダとは、圧縮空気の力を利用して直線運動を行うアクチュエータです。
ロッドが前後に動くだけのシンプルな構造のため、比較的安価で制御もしやすく、多くの生産設備や自動化装置で採用されています。

左の写真のエアポートと矢印がある穴に圧縮空気を送ることでロッドが前後に動く仕組みです!右側の図で見てみると分かりやすいですね🔍
エアシリンダは何に使うの?
エアシリンダは色々なところで活躍しています!
身近なところで言うと、電車の扉の開閉には、エアシリンダが採用されています。(一部電気式の物もあります)

扉が開閉するときに、「プシュー」と音がするのは、エアシリンダーに圧縮エアが入ったり出たりしているときの音なんです!
普段設計で使っている機械要素を外で見かけると、ついじっくり観察しちゃいますよね笑
また、工場の自動化設備では、
- ワークを固定(クランプ)する
- 製品を押し出す
- コンベアへ製品を移載する
- 製品を持ち上げる
など、直線運動が必要なさまざまな場面で活躍しています。
エアシリンダのメリット・デメリット
エアシリンダのメリット
- 比較的安価
- 構造がシンプルで故障しにくい
- 大きな推力を発生できる
- 動作速度が速い
- シリーズが豊富
エアシリンダのデメリット
- 圧縮空気が必要
- 細かい位置決めが苦手
- ロボシリンダより位置制御の自由度が低い
エアシリンダを選ぶときに見るポイント
エアシリンダを選ぶときは、次のような項目を確認します。
- 工場エアの圧力
- シリンダの推力
- ストローク
など様々な項目を確認する必要があります。
詳しい選定方法は第三弾で解説します!
まとめ
エアシリンダについて、ざっくり理解いただけたでしょうか?
エアシリンダは、生産設備には欠かせない部品の一つです。
設備によっては数十本、多いものでは100本以上使用されることもあります。
そのため、エアシリンダについて理解を深めることは、機械設計のレベルアップにもつながります。
次回は、実際にエアシリンダを分解しながら、内部構造や各部品の役割を詳しく解説していきます!

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